2025年夏、私と夫は義両親が今年買ったばかりのハイエースのキャンピングカーを借りて約2週間奈良で沢登りトリップをしてきました。
アクティビティ好きの人ならみんな憧れるキャンピングカー。
特に私たちはクライミングが大好きなのでアレックス・オノルドやアダム・オンドラがバンライフしているのを見て【キャンピングカー=夢の生活】として捉えてきました。
実際ヨーロッパのクライミングトリップでは多くのクライマーがキャンピングカー生活をしていて『最高じゃんか~』と憧れていました。
だから義両親がキャンピングカーを購入したと聞いたら即座に『使いたい!』と申し出て使わせてもらいました。夢のキャンピングカーライフです。
そんなキャンピングカー初心者の私たちがキャンピングカー生活をしてみて実際のところどうだったか、持って行って良かったものは何かなど実体験に基づいて書いていきます。
特に私たち自身がクライミング・沢登り・トレランが大好きなので、毎週山に入るような人に向けて、アウトドアアクティビティ好き目線で書いていきます!
目次.
1.キャンピングカーのメリットは?
①時短!
まず第一にこれ。
ホテル泊の場合は『下山したら1時間かけて街のホテルまで行って、翌日1時間かけて山に戻って』と移動に時間がかかります。
しかしキャンピングカーなら極論駐車スペースがあればどこでも寝られます。
無駄な移動時間なし。すぐに温泉に入って、その後は料理してご飯食べて。
疲れている中で運転するリスクも減らせるし、睡眠時間を確保できて体力も回復できる。
『夜ご飯は外食じゃなければ嫌!』とか『夜は街で遊ぶ!』という人には合わないけれど、アウトドアアクティビティを楽しむ人にはメインの遊び時間をより確保できるし、一番のメリットだと感じました。
②天気に一喜一憂しない!
アウトドアアクティビティをする人にとって、直前まで天気って心配ですよね。
キャンピングカーならホテルを予約していないので、『明日は東が雨だけど西は行けそう』と思えばすぐに予定を変更することが可能。
ホテルと天気に左右されずに動けるのでかなりストレスから解放されます。
またテント泊の時には夜中に雨が降ると朝の撤収が辛いですよね。テントは重くなるし、どこかで干さなければいけないし。しかしキャンピングカーなら撤収という概念がないので天候に左右されずストレスフリー。
③宿泊費が浮く!
宿泊代が浮く。これは誰が何と言おうと大きなメリット。
そして宿泊費がかからないから『本当は天気が悪いから行きたくない、でもキャンセルできないし行くしかない!』ということもなく、良いと思ったタイミングまで待機することができるし、直前で『やっぱり行くのやめた』とか『疲れたから1日早いけど帰京しよう』とか臨機応変に自分の気持ちに従って動くことができます。
④静か!
テント泊では周囲に他の人がいると物音で眠れない、又は起きてしまうという事ありませんか?
キャンピングカーなら当然テントより防音効果があるので周囲に左右されず快眠です。
⑤宿泊先ストレス軽減!
私は【いつでも寝られる・なんでも食べられる】というのが自分の長所だと思っているのですが、妙に人の気配が残る所で宿泊するのが非常に苦手です。
民宿の布団や山小屋泊は無理だし、ホテルも夫に頼んで私が使うベッドに一回ゴロゴロしてもらっています。引っ越してすぐの自分の家も上手く過ごせません。
しかしキャンピングカーは自分だけのもの。宿泊先ストレスから解放されて毎晩快眠でした。
2.キャンピングカーのデメリットは?
①横幅が大きい
山のアクティビティをする人には分かると思うけれど、駐車スペースまでのオフロードってかなり道はガタガタだし狭いですよね。
キャンピングカーは横幅が大きいのでいつも以上に慎重になりました。事前に行くまでの道をネットでチェックしたり、本来駐車するところより手前で駐車したり。
また縦にも長いのでその分小回りは効きにくく、バックする時はほぼ毎回降りて確認していました。
②車内が狭い
テントだとなんとなく『左は私、右は夫のテリトリー』みたいな棲み分けができるけれど、キャンピングカーは同じスペースを複数の人間で共有するので最初はテント以上に狭く感じました。
いちいち『横通るよ』とか『そっち取りたいから一回どいて』とか、それが慣れるまでちょっとストレスでした。
慣れてくればうまく棲み分けができて問題なかったけれど、最初は思った以上に狭いなと感じました。
3.持って行って良かったものは?
①カセットコンロ
カセットコンロはかなり重宝しました。正直これがあれば後はなくてもいい。
私たちは昼は行動食だけど朝・夜は毎回自炊しています。
キャンピングカーには電子レンジやケトルもあるけれど、中で調理すると暑いしバッテリーを使ってしまうので調理は外でしたいと思っていました。
そこでカセットコンロを持って行きましたが、これが大正解。一人が外でカセットコンロで調理して、もう一人がキャンピンクカーの中で食材を切って、とそれぞれ作業が出来てお互い邪魔にならないし時短になりました。
それに普段はガスバーナーで調理しているけれど、やっぱりカセットコンロは全然威力が違いますね。すぐ調理できちゃう。時短になって最高でした。
②ゴミ箱
山の中にいるので基本ゴミを捨てる場所がありません。ビニール袋にゴミを入れてただ縛っているだけだと、ちゃんときつく縛っているつもりでも蟻がどこからか入ってきたり、ちょっと汁がこぼれたり。
私はこういうゴミ関係がうまくいかないとすごくストレスに感じてしまいます。
今回大きなゴミ箱を持って行ったので、その中にビニール袋に小分けしたゴミを入れることで2重ブロック。匂いも出ず、虫も出ず快適に過ごすことができました。
③サーキュレーターと網戸
『クーラーがあるのだから要らないのでは?』と思うかもしれませんが、キャンピングカーを使っている人ならわかると思うけれど、クーラーは結構バッテリーを食います。
翌日長距離運転するなら走行充電できるし、超快晴ならソーラーパネルで充電できるけれど、そこまで移動しない+曇天だとバッテリーが満充電には中々なりません。
『真夏でクーラー無しとか無理』と思ったけれど、山の中なのでサーキュレーターで問題なく、また窓を網戸にすることで空気を循環することが出来て効きが良く、クーラーなしで過ごすことができました。
4.持って行けば良かったものは?
①サンダル
テント泊の時は出入りが面倒なため『テントに入るのは寝る時だけ』、『テントから出るのはトイレと歯磨きの時だけ』という感じになりませんか。
キャンピングカーの場合は車内が快適な分長時間キャンピングカーの中にいるため、出入りも頻繁になった気がします。それ故アプローチシューズではなくサンダルがあれば楽だったなと感じました。
5.結局キャンピングカー購入する?
今回キャンピングカーを使ってみて、最初こそ運転や居住スペースに慣れずに手間取りましたが、最終的には非常に快適に楽しく過ごすことができました。
なんといっても天気に左右されず、下山後の移動もなく、ホテル料金やホテルの場所に左右されないのはアウトドアアクティビティをする人にとってはとんでもなくメリットだと思いました。
しかしキャンピングカーは高額で、都内住みで駐車代や車検等々考えると購入には至らないなと感じました。必要であればレンタルにすればいいかなと思いました。
今の都内でのサラリーマン生活から考えると難しいけれど、『欲しいか欲しくないか』と言われれば勿論欲しいし、持っていれば行動範囲が広がるなと思いました。
車の中を改造して寝られるようにしているクライマーは多いけれど、車の中で調理もできるというのは一段上の快適性でした。
今度またヨーロッパのクライミングトリップに行くときはキャンピングカーで生活するというのもありかなと思いました。
実際にキャンピングカーで旅した時の大峰の沢登りの記録も載せておくのでチェックしてみてください!



