【おすすめポイント】
①天国のような絶景!
『ここは天国か?』と思ってしまうほどの水の美しさ。
エメラルドグリーンの美しい沢に感動!
②バラエティに富んだ遡行!
登攀あり、泳ぎあり。景観が良いだけではなく、遡行の内容も楽しくて最高!
③入渓・脱渓・アプローチが簡単!
30分ほどで入渓可能。詰めのない脱渓。遡行だけではない、全てが最高の沢!
【コース概要】
| グレード | 3級 |
| 適期 | 盛夏 |
| 山域 | 中央アルプス |
<参考文献>ヤマケイ入門&ガイド 沢登り
【山行記録】
2025/07/27 晴れ
越百川遡行の翌日、柿其渓谷へ。2年ぶり3度目の遡行です。

柿其渓谷の駐車場(無料)に駐車。駐車場には綺麗なトイレがあります。

黒渕の方へ林道を進んで行きます。
流石は景勝地。最初から水が綺麗で入渓前なのに写真を撮りまくってしまいます。

牛ヶ滝の看板脇から林道を外れて入渓点へ向かっていきます。

最初『ここ合ってる?』となりますがピンクテープがあるので大丈夫。
その後もピンクテープを信じて進みます。私たちは3度目なのにまた少し迷いました。我が道を行かずにピンクテープに忠実に進めばOK。

入渓点で4人パーティーに会いました。さすが人気沢です。
先に入渓させてもらい、スタートです。

入渓早々あまりの美しさに写真ばかり撮ってしまい、全然前に進みません。
4人パーティーの方に先行させてもらったのにのんびりし過ぎて追いつかれそうでした。まずい、まずい。

柿其渓谷は本当に綺麗ですね。まるで天国。

ちょっとした廊下もあったりして。は~、美しい。

ねじだるの滝。ここは左岸から。
ここの一歩が核心。初めて来たときはフェルトソールだったので半泣きでしたが今日はラバーソール。強い気持ちで臨みます!

と思ったら2年前にはなかったボルトが!
誰ですかボルト打ったの!これがあったら全然怖くない。躊躇なく使った。

大きな滝に到着。

夫は滝左のチムニーからフリーで登ります。
私は夫を置いて右岸巻きしました。

続いて斜瀑。

こちらも夫はフリーで登ります。
私はまたまた夫を置いて右岸巻。

なんだか楽しそうに登っていきます。
余裕で突破、夫が楽しそうで私も嬉しい!

この後も綺麗な景観の中進んで行きます。
お魚も何匹も見ました。ここに住んでいる魚は幸せだな~。

浅い廊下。

とっても綺麗で興奮しっぱなし。

斜瀑から45分ほどで霧ヶ滝。
左から泳いで取り付き、途中の細い木のところでビレイ点にしました。

夫がリード。カム(#0.3,0.4)を決めながら進みます。
終了点は#0.5,0.2で作りました。滝上にはキャニオニング用のボルトができていました。

霧ヶ滝の上から。とても綺麗。

これから進む方。こっちも綺麗。

すぐに箱淵。浅く見えますがしっかり深いです。
なかなかな水圧の中、夫が泳ぎ&途中からへつりクライミングで突破。お見事!

私も続きます!しかし途中から進めず、へつりも上手くできず5回くらいトライしたけれど渡り切れず結局ロープで引っ張ってもらいました。
格好悪い~。でもめっちゃ楽でありがたい~。
ここを抜けると難所は終わりです。

ここからも綺麗な沢の中を歩いていきます。

とても綺麗。

ゴルジュ地形になっていて、その造形が美しい。

上に橋が架かっている下を遡行したり。

ちょっとした廊下を進んだり。

天国のような水の中を泳いだり。

最後我が家では『ひょんぐり滝』と呼んでいる雷の滝に到着。
私は足を取られてしまい、私自身が見事にひょんぐって滝から落ちました。

綺麗にひょんぐって飛んで行ったので全く怪我しませんでした、良かった。
夫から『すごいひょんぐってたよ!』とお褒め(?)の言葉をいただきました。
雷の滝の上で脱渓です。雷の滝は鑑賞スポットでもあるので、沢と並走する林道から雷の滝までしっかりとした道があり(登山者・観光客が来るから)脱渓がとてもイージー。

ちょうど散策に来ていた人たち(10人くらい)とかち合いましたが、コソコソ近くで着替えちゃいました。
散策の人たちが『橋の上から見ていて応援していたよ!』といった言葉をいただき、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

林道を進み1時間ほどで駐車場です。
【アキの一言】
私の大好きな沢・柿其渓谷。ここは絶対に晴れている日に入るべき沢です。泳ぎもあるので真夏にぴったり!
美しさ・遡行内容、全てが三ツ星!何回来てもちゃんと毎回感動する。ここに来なければ夏が終われない。そんな沢です。
柿其渓谷も越百川も水量によって大分難易度が変わります。
柿其渓谷に関しては特に箱淵が極端に難しくなります。
初年度は遡行の前の週が毎日雨(1日平均24mm、遡行2日前からは晴れ)だったのに突っ込んで、箱淵を渡り切れず箱淵の途中から残置ロープを頼りに脱渓。
翌年は晴れが続いた土日に遡行し、全く問題なく泳ぎ切りました。
今回は3日前に大雨(33mm)が降りましたが、初年度程の難しさはありませんでした。
この経験から柿其渓谷では直近の大雨よりも雨が続いた後の方が増水しているようです。
ごちゃごちゃ書いたけれど、渇水であろうと増水であろうと、いつでもそれぞれの楽しさがある場所です。
東京からは少し気合が入る距離だけれど、土日で行けなくはないので南木曾は毎年恒例となりつつある、私の大好きな場所です。多分来年も行く!
【コースタイム】
08:00 柿其渓谷駐車場 – 8:20 入渓ポイント到着 – 8:40 遡行開始 – 9:25 ねじだるの滝 – 10:40 霧ヶ滝 – 11:30 箱淵 – 12:50 雷の滝&脱渓 – 13:20 下山開始 – 14:15 駐車場
【装備】
ラバーソール 30mロープ カム#0.2~0.75 (#0.75未使用) ボールナッツ#1~3(未使用)



