Trails × Trips

こんにちは、Trails × Tripsです!
山のアクティビティ、そして山と旅を組み合わせた山×旅を楽しんでいます。
ここでは皆さんに山の魅力を紹介するだけでなく、何か行動のきっかけになれればと思っています。

Hi, I'm Trails × Trips!
I live in Japan. Japan has a variety of mountains and a unique culture, so I enjoy combining mountain activities with traveling.
I enjoy trekking, trail running, rock climbing, and gorge climbing.
I hope to not only introduce you to the mountains, but also to inspire you to get out of your comfort zone, set goals, and pursue what you are most passionate about.

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【中央アルプス】越百川 下部ゴルジュ 沢登り

【お勧めポイント】

①真夏にぴったり!

水量が多く泳ぎパートも多い越百川。水圧も強くて何度も流されながら遡行していきます。

②滝からの飛び込み!

下部ゴルジュだけの遡行の場合、帰りは同ルート下降。滝から飛び込みしたりキャニオニングしたり遊びながら帰ります。

沢登りとはまた違う楽しさがあり最高に楽しいです。

③ゴルジュ地形が美しい!

景勝地として有名な柿其渓谷の近くにある越百川。こちらもとても美しい景観です。

水の透明度も素晴らしいですが、随所に出てくる滝、ゴルジュ地形が美しい。

【コース概要】

【山行記録】

2025/07/26 晴れ

ゲート前

相の沢発電所のゲート前に駐車。

ゲートから林道を進んで行きます。

砂防堰堤

ゲートから約30分で砂防堰堤に到着。ここが入渓ポイントです。

入渓

柿其渓谷の近くなので越百川もとても綺麗。

砂底

川底が砂で、その中に砂金が含まれていてキラキラしています。


越百川はやっぱり天気が良い日じゃないと。

天気が良くて川が綺麗でテンションが上がります。


2日前に33mmの大雨が降った越百川。

とても綺麗なのですが何でもない所で水に負けて流さる私。必死。


でも廊下とかもあってとても綺麗です。大変だけど、とても綺麗。

8m滝

8m滝が出てきました。ここからゴルジュ帯がスタートです。

巻き道

この滝は登れなさそうなので右岸から巻きました。


1回懸垂をして再度遡行開始です。


降りた先もとても綺麗。しかし水の勢いが強くて緊張が続きます。

流された先が滝なので本当必死。一歩一歩気合が入ります。

4mCS

懸垂から15分ほどで4mCSに到着です。

ここで先行パーティーに出会いましたが、彼らはここで敗退するとのこと。

実は下部ゴルジュ入口手前でも敗退してきたチームに出会いました。今日は合計3チーム入っていたようです。


滝までは水圧が強すぎて近づけず、右壁をトラバースして滝に近付きます。

カム(#0.2, 0.3, 0.4, 0.5)とボールナッツ(#2)を決めて慎重に進んで行き、無事に突破しました。


私も必死の形相で何とか突破。

必死や。

CS上も水圧が強く、流されて滝から落ちないように必死の形相で進みます。


少しすると水も落ち着き、再び美しい渓相。

流されるわたし。

その後もなんでもない所で流されながら、でも景色を楽しみながら進みます。

クラック滝(8mくらいの滝)

クラック滝(8mくらいの滝)に到着しました。

あれ?記録と様子が違うぞ?と思っていたら、これから登るラインに水が流れていました。


ここも夫がトライ。

出だしにピトンを打ちあぶみにして乗り込みます。その後カム(#0.75,0.4,0.3,0.2)を決めて突破しました。上部はカムの利きが甘かったので固め取りしました。

頑張るわたし。

続いて私。出だしのあぶみに手こずり、夫にめっちゃロープ張ってもらって這う這うの体でなんとか滝を越えました。

ビレイ点

ビレイ点は滝上の少し上がった木にスリングで作ってくれていました。


ここでメインは終わり。

のはずが、その後もしっかりとした滝が続きます。


最初の滝は滝まで近づくことが出来ず右岸巻。


巻き途中で滝を見たら、落ち口がめっちゃボイルしていました。行かなくてよかった~。


ここからはよりゴルジュらしい地形になります。


再び立派な滝。こちらも滝まで辿り着くことができず巻き。


再びゴルジュを遡行。


なかなかに水圧が強くて何度か負けて流されました。弱い。


木のかかる滝が見えてきました。

『また巻きか~』という感じになってしまったので、ここで遡行を終えることにしました。この先は次回のお楽しみ。

下山は同ルート下降。


クラック滝は途中までロープで懸垂して、ロープが足りなくなるところから飛び込み。(30mロープ)


最初の8m滝は途中の棚まで懸垂してそこから飛び込み。

高さがあり飛び込むのに勇気が必要で、何度も『行きます!』『やっぱ無理~!』というのを繰り返しましたが、飛んでしまうととても楽しかった。飛び込んでからの滞空時間が長くてびっくりでした。

その後も飛び込んだり流されたりして無事終了です。


【アキの一言】

実は昨年敗退していた越百川。どうしてもまた行きたくてずっと機会を狙っていました。

2日前に大雨だったことは知っていたけれど、越百川は景観も楽しみたい場所なので当日の天気の良さも重要。

直近1週間の天気、当日の天気と気にすることが多すぎて頭がパンクしてきて、もう『増水していたって楽しめる!』と勢いで突っ込みました。

今年も何でもない所で流されたりしてヒヤヒヤでしたが、昨年よりは水量も少なく、昨年よりも奥まで遡行出来て非常に満足です。

下山の飛び込みは緊張と興奮の連続で楽しいし、景観も最高だし、やっぱり充実度マックスの最高な沢でした。

どんなコンディションでも軽々登り切れる強さをつければ問題ないのですが、弱っちい私は雨量と水位を常に観察して、次回はもう少し水が穏やかな時に挑戦したい。そしてもっと『怖い』よりも『楽しい』を感じる山行にしたい!また来るぞ~!!

翌日は柿其渓谷に行きました。

去年のCS滝

ちなみに2年連続でトライしてみて、水量について学んだことがあるのでここに書き残します。

昨年は遡行の週は一度8mmの雨が降る程度でしたが、その前の週は1日平均24.8mm雨が降り(台風が連続来た)、その結果大増水でした。

今年は遡行2日前に33mmの雨が降りましたが前の週は晴れ続きで、クラック滝が2条滝になってはいたけれど昨年ほどの水量ではありませんでした。

この結果、越百川では直近の大雨よりも雨が続いた後の方が増水しているようです。

花崗岩だからすぐ水が減るだろうと思っていましたが、そうでもないみたい。

去年のクラック滝(我が家では2条滝と呼んでいたけど通常は1条)

【コースタイム】

8:50 駐車スペース – 9:20 入渓ポイント到着 – 9:40 遡行開始 – 10:35 8m滝 – 11:20 4mCS – 12:35 クラック滝 – 14:30 遡行終了 – 16:45 脱渓ポイント – 17:15 駐車スペース 


【装備】

ラバーソール 30mロープ カム(#0.2~0.75)  ボールナッツ(#1~3)  ピトン