【おすすめポイント】
①魅力が凝縮されたルート!
わずか100m程度の距離を遡行するルート。しかしその内容は濃く、ピトンを打ったり、つっぱりで登ったりと充実。
②登攀好きにおすすめ!
入渓・脱渓もイージー。平凡な歩きもなく登攀オンリー。景観は特にないけれど、登攀好きにはもってこい。
③半日プランに最適!
都心からほど近い奥多摩にあり、入渓・脱渓もイージー。半日プランには持ってこいのルートです。ただしF1,F4で躓くと一日かかることもあるかも。



【コース概要】
【参考記録】
2025/10/05 曇り

倉沢橋の駐車スペースに車を停めてスタートです。
車は4.5台止められそうですが、当日は私たちだけ。
入渓点はすぐそこなので車で着替えて進みます。

入渓点へは駐車スペースから日原川方面へ少し戻り、踏み後があるところから下っていきます。

踏み後もあり、特に問題なく倉沢出合に到着。

倉沢に入ると目の前にF1。アップも何もなくすぐF1なのでちょっと焦りました。
夫と二人でラジオ体操的なことをして体を温めます。
前日雨が少し降りましたが水量は少ないと思われます。(初めてだから知らんけど)

夫がまず偵察しに行きます。
数メートルだけ登ってみて、一度戻ってきました。
当日は10月にしては異例の29度と暑いですが、それでも肩まで水に浸かるので寒い。水筒に入れてきた温かい紅茶を飲んで一旦休憩。
紅茶を飲んでいざ出陣。
丁寧に進んで行き、ピトンも2箇所打ち安定した登りで進んで行きます。
右壁を左上気味に登り、カンテまで来たところでプロテクションが取りにくいのか、対岸に手と足を伸ばしつっぱりムーブで進みます。
プロテクションなしで進んで行くので『ひえー』っと言ってしまいました。
結局ロープはつけていったものの、どこにもロープをかけずに登り切りました。使わずに構築だけした中間支点はフォローの私用(人工登攀用)でした。(ありがたい!)
夫曰く、『落ちてもドボンで問題無さそうだったから。支点を取って落ちた時の方がリスクがありそうだったから。』とのこと。
確かに落ちても綺麗に水に落ちそうだったし、仮に釜に巻かれてもロープをつけているので私が引っ張ることが出来るので、支点を取らない方が安全な感じでした。

私も同じように途中からつっぱりムーブで登り切りました。
滑るところは滑るけれど、結構フリクションがきくので安定して登れました。細かいカチもたくさんあったし。

F1の終了点には立派なボルトが打たれていました。キャニオニング用?
滝の中には残置はありませんでした。

F1を登ると目の前にF2。
F2と呼んでいいのか分からないほどの小滝です。右から登りました。

F3。
こちらも小滝です。右から。

すぐにF4。
巻く時は左岸のスラブ状壁を登るらしいですが、私たちは水線から。
左岸のスラブの上の方には残置があるようでした。(カラビナらしきものが見えた)

水線を右壁主体でつっぱりつつ登ります。
私も続きます。

同様のムーブで登っていきます。意外と滑らないし快適に進めます。ロープなしで登ることが出来ました。(お助け垂らしてくれたけど)
水線突破は水量が多いと難しかっただろなと思います。
F4上にも綺麗なボルトがありました。

F4上は平凡。

歩いて5分ほどで目の前に石垣が見えてきます。右岸方面にはガードレールも見えます。
ここが脱渓ポイントです。踏み後もしっかりです。
道路に出ると視界に自分たちの車が。20秒くらい歩いたら車に到着、本当に目と鼻の先。
あっという間の山行でした。
【アキの一言】
マイモーズの悪場は今年気になっていた沢でした。
でも【奥多摩最難】とも言われていると聞いて、ちょっと二の足を踏んでいました。
だって奥多摩最難ってことは『聖滝より難しいってこと?七つ爆ゴルジュよりも?』そう思うと気軽に行けず。
しかし今年の夏の間はずっと気になっていて、ちょうど前日は小雨の一日でクライミングするには岩の乾きが心配だったので、良い機会かもと思い10月だけれど行ってみました。
行く前は緊張して、車の中ではドキドキしていました。
しかし水量も少なかったのでしょうがアッサリ終わることができました。
落ちても『まあ大丈夫かな』という感じなので心理的にも安心でした。(フォローだけど)
滑りは思ったほどではなく、基本的にフリクションがバチ効きでした。またホールドも随所にあるので特にクライミングシューズは必要な感じではありませんでした。
水量が多くはまると1日山行になるかもですが、基本半日で行けるコンパクトな良いゴルジュだと思いました。
登攀系好きには特におすすめです!
ちなみに【マイモーズ】って【カタツムリ(蝸牛)】の意味らしいですが、文献は見当たらず真偽は定かではありません!
【コースタイム】
09:45 駐車スペース – 9:55 倉沢出合 – 11:40 脱渓ポイント – 11:50 駐車スペース
【装備】
ラバーソール 30mロープ カム(#0.2~0.75) ボールナッツ(#1~3) ピトン(ナイフブレード#1~3)タワシ



