【おすすめポイント】
①充実の内容!
本気のクロールを要求される泳ぎパート、エイド交じりの登攀。全ゴルジュ好きにお勧めしたい、私的三ツ星ルート!!
②楽しいがギュッと詰まったルート!
入渓から1km程の行程にギュッと楽しいが詰まっているルート。ダレる時間もなく次から次に楽しいがやってくる!
③美しい渓相!
想像以上に綺麗なエメラルドブルーの超美渓ゴルジュ!『前鬼ブルー』ならぬ『白川又川ブルー』!



【コース概要】
【山行記録】
2025/08/19 晴れ
奈良の沢登りトリップ初日!奈良の天気が好転したので鈴鹿から転戦していよいよ大峰へ。
数年前から気になっていた白川又川(しらこまた)下部ゴルジュ!

茗荷谷ゲートに車を停めてスタート。
ここから林道を歩いていきます。

1時間半ほど林道を歩いて白川発電所へと下っていきます。
ここには【遊漁禁止】の看板も立っているので目印として分かりやすいです。

【遊漁禁止】脇の階段を下っていきます。

階段を下りたところから入渓します。
着替え始めたらヒルが10匹くらい着いていて発狂しかけました。
今まで散々外遊びしてもヒル被害に合わずに(合わないように)きたのに、初めての洗礼。
気持ちが悪すぎてまじで発狂。半泣きで騒いでいるのに夫はニヤニヤして助けてくれないし、本当帰ろうかと思いました。テンションがた落ち。

テンション激下がりだったけれど、入渓すぐこの景色で徐々に機嫌も回復。
白川又川綺麗すぎない???

入渓から30分ほどでゴルジュ入口。
水が綺麗すぎて浅く見えるけれど、入ってすぐに結構深くなっていきます。
今回は初めてライフジャケットを着用してみました!

40mくらい泳ぐと核心部に到着。
まずは夫から。右の方が水流が弱く、右側を一直線に泳いでいくも水流に負けて戻ってきました。
続いて私。『夫がまっすぐ泳いで無理なら無理じゃん』ということで左から泳ぎ途中から右に移る作戦。しかしこれも敢え無く失敗。
再度夫が挑戦。ザックもライフジャケットも脱いで空身で本気のクロールで突っ込みます。
『行けるのか?行けないのか?これ行けなかったらここで敗退になるかも、頼む行ってくれ!!!』という他力本願が通じて何とか突破。さすが!
後続の私はロープで釣ってもらいました、いえ~い。

核心部を抜けると一瞬だけ落ち着ける場所。息を整えます。(私釣られていただけ)

一瞬の陸地の後、再度泳ぎパート。水が綺麗すぎます。
『ライフジャケット、邪魔なだけじゃん。』ということで2人ともライフジャケットを脱いでザックへ。ライフジャケット、ただの荷物だった説。
『泳ぎ多いしライフジャケット使ってみたい!』という感じで持ってきたけれど、ライフジャケットが活きるのは釜が巻いているような場面であって、今回みたいな淵を泳ぎ必死にクロールする際には邪魔でした。(考えれば分かるじゃんっていう。)

しっかり泳いでいきます。

突破が難しい滝 (2mくらい) が出てきました。

滝の手前の岩から登攀を試みます。
代わる代わるトライするも突破できず、カムとロープを準備してトライします。
白川又川は水がとても冷たく、長く浸かっていると体力を持っていかれるので時間との勝負でもありました。(水が冷たいので沢の中ではヒルには出会いませんでした)
帰ってから他の人の記録を読んだら、滝の手前の岩ではなく、さらに手前(滝の2個手前)の岩から登るのが簡単だったようです。
クラック沿いにカムをきめて突破しました。やや痺れる登攀になりました。

2m滝上からは泳ぎパートはなくなります。

次に7m程度の滝が出てきます。
近づくことも困難。右岸から巻きました。(でも左岸からの方が楽だった)

巻き終わり再び遡上。

次に斜滝。こちらも突破困難で左岸から巻きました。

斜滝を超えるとゴルジュも終わり。
フジノトコまで行こうと思っていましたが、途中まで進んで特に面白いところが出てこなさそうだったので引き返すことに。

帰りは楽しく流されながら下っていきます。
標高344m地点まで下っている記録もあったけれど、脱渓の道が良いか分からなかったので結局発電所のところで脱渓。
ヒルが怖かったので林道に出るまでは沢装備のまま歩きました。
【アキの一言】
数年前からチェックしていた白川又川の下部ゴルジュ。想像していた以上に最高に楽しい沢でした。
難易度がちょうどよく、泳ぎも登攀も楽しめて、それに楽しいところがギュッと詰まっているのでダレることもなく。私的3つ星ルート。歴代トップ5に入る!
水もとても綺麗でヒルの嫌な思いも吹き飛びました。ゴルジュ好きには堪らない美渓ゴルジュ。次大峰来る時もここはリピート確定だなと思いました。
白川又川には複数のルートがあるけれど、数日必要なものが多く、日帰りでパッと楽しめるこの下部ゴルジュは貴重だなと思いました。
泳ぎが核心のルートなので水量によってかなり難易度は左右されると思いますが、もし核心が越えられなくても景観を見るだけでも価値があると思いました。
水がとても冷たいのでウエットスーツ推奨です。
【コースタイム】
08:05 茗荷谷ゲート – 9:40 入渓ポイント – 10:25 入渓 – 10:50 ゴルジュ入口 – 14:00 引き返しポイント – 15:10 林道 – 16:00 下山開始 – 17:00 茗荷谷ゲート
【装備】
ラバーソール 30mロープ カム#0.2~0.75 ボールナッツ#1~3



