【コース全体 2泊3日】
高湯温泉 – 駱駝山 – 一切経山 – 酸ヶ平避難小屋 – 吾妻小富士 – 鎌沼 – 東吾妻山 – 幕川温泉 – 鬼面山 – 箕輪山 – 鉄山避難小屋 – 船明神山 – 安達太良山 – 奥岳登山口 – 岳温泉
【Day1吾妻エリアコース】
高湯 – 不動沢登山口 – 中天狗 – 駱駝山 – 一切経山 – 酸ヶ平避難小屋 – 浄土平ビジターセンター – 吾妻小富士
【吾妻エリアお勧めポイント】
①駱駝山から拝む吾妻小富士

高湯バス停からスタートし、最初のうちは『ボルケーノトレイルのボの字もないやんけ』という草木の鬱蒼とした中を滝汗かきながら進みます。
徐々に標高を上げ中天狗までくれば見晴らしと風抜けが良く、ようやく一息。そして吾妻小富士が見えてきます。
しかし景観が良いのはさらに進んだ駱駝山から。
スタートから約3時間、駱駝山に到着します。そしてここが一番の絶景ポイントです。
『富士山は登る山じゃない、見る山だ』と言った感じで、吾妻小富士もお鉢巡りもしたけれど、遠目から見るのが一番Good。特に駱駝山からの景観が素晴らしい!
吾妻小富士はお鉢が水平ではなく斜めになっているのが良い感じ。「磐梯吾妻スカイライン」が良い感じに吾妻小富士を引き立てます。
②五色沼(魔女の瞳)

駱駝山で吾妻小富士を拝み、気分良く稜線沿いに進むこと約1時間。一切経山に到着です。
山頂はだだっ広く、ぽつんと標識があるだけ。『なんだ、一切経山は何もない山か~』と思ってトコトコ山頂の北の端まで行くと忽然と現れる真っ青な湖。
『どこに居たの?!?』と、突然現れるから本当にびっくり。
一切経山から五色沼が見えるという事を知らなかったら、山頂の標識だけ見て浄土平に降りる人もいそう。それくらい山頂の端まで行かないと気が付かない。
五色沼は火山湖で通称『魔女の瞳』と呼ばれています。その由来は太陽の光加減で五色沼の青の濃淡が変化し、その神秘的な青さが魔女の瞳のようにみえるからだそう。
『魔女の瞳って青いの?』という疑問はさて置き、真っ青な湖を見たらびっくりして思わず『おお・・・』と声が出ちゃいます。私は言いましたよ、本当に。
『どうせみんな加工した写真載せてるんでしょ?』と思っていたけれど、本当真っ青。ターコイズブルー。すごい。宝石みたい。
こちらも下に降りて間近で見るよりも、一切経山から見る方がGood!
③浄土平湿原

一切経山から浄土平ビジターセンターへ向かう道にある湿原。
浄土平湿原は一切経山の噴火によって地表近くに積もった火山灰層が風化し、水を通さない層となり地表に水が溜まってできた湿原だそうです。
一方、尾瀬などの『高層湿原』は冷涼な地域で植物が枯れても微生物による分解がされず泥炭化し、周囲の地表よりも高く堆積して地下水の供給を受けず、雨水のみで維持されるようになった湿原で、この浄土平湿原とは成り立ちが異なるそう。
木道も整備されていて歩くだけでも気持ちがいいけれど、6月下旬頃からはワタスゲの季節で、とっても素敵な光景が広がります。
ところどころにベンチもあるのでお昼休憩に持ってこいの癒し空間です。
【参考記録】
初日の吾妻山エリアの見どころは何と言っても『吾妻小富士と五色沼』。
今回はロングトレイルということで高湯温泉から。
【高湯温泉バス停 – 不動沢登山口 – 中天狗】
福島駅からバスで約30分。高湯温泉バス停から歩き出します。
賽河原までは上り。広葉樹林の森の中を黙々と歩いていきます。
東京では今年初の35度越えの日だったこともあり、東北・福島もめちゃくちゃ暑く、滝汗かきながら登っていきます。

賽河原と中天狗の間の渡渉ポイントを超えると徐々に草木が開け、風通しも良く気持ちの良い道になってきます。ここまでで約2時間。
植生も変わってきて『いよいよ火山が来るのか?!』と期待が高まります。



【中天狗 – 駱駝山】
中天狗まで来ると完全に稜線上。そして吾妻小富士が見えてきます。
早速写真を撮りまくってしまうけれど、ベストな撮影ポイントはこの先の駱駝山。
(ちょっとコブらしいものが2つあるから駱駝山って言うのかな?)

中天狗から駱駝山までは30分もかかりません。駱駝山まで来るとどどーんと吾妻小富士。最高です。
吾妻小富士のお鉢巡りもしたけれど、駱駝山からの吾妻小富士が一番でした!


また、この周辺まで来ると『盆栽トレイル』と言うだけあり、いたるところに松・松・松。
吾妻山周辺には吾妻五葉松が自生しており、雪の重みで樹形がつぶされ、風雨などで根がむき出しになるほど厳しい自然のなか自生している「五葉松」は吾妻五葉松のみなんだそう。
風に強い松が全員同じ方向に傾いている様子から、いかに風が強い地域なのかという事も良くわかります。


【 一切経山 – 酸ヶ平避難小屋 】
駱駝山で吾妻小富士を堪能しながら小休憩をした後、一切経山へ向かいます。駱駝山から一切経山までは約1時間。
途中から吾妻小富士が見えなくなってしまうけれど、稜線を進んで行くので歩いていて気持ちが良いです。


一切経山の山頂はだだっ広くて、『ふ~ん。』て感じだったけれど、北の端までトコトコ歩いてみたらびっくり、ターコイズブルーの五色沼。思わず『おお・・・!』と声が出ました。
晴天の日だったので水面が非常に美しく、宝石みたいでした。
本当は五色沼へ下ろうと思っていたのですが、これも吾妻小富士同様『遠目からが良いよね』という事でスルー。
酸ヶ平避難小屋方面へ下ります。


【浄土平ビジターセンター – 吾妻小富士】
酸ヶ平避難小屋周辺からは鎌沼を見ることができました。『明日はあの木道を歩くのか・・・!』と期待が膨らみます。


酸ヶ平避難小屋から浄土平ビジターセンター方面へ。ここからは木道がありルンルンです。
浄土平ビジターセンターに来ると突然都会。
観光の人も多く、お菓子などが買える売店と軽食コーナーがあります。ただ、パンやおにぎりは販売していなかったのでここで補充したいと考えていた人は要注意です。
吾妻小富士は浄土平ビジターセンターの目の前。
吾妻小富士のお鉢巡りでは火口をしっかりと見ることが出来るし、二本松市?の街も一望できます。



吾妻小富士を下りて浄土平湿原をちょっとお散歩。
ちょうどワタスゲの季節だったのでワタスゲがたっくさん。とても可愛いくて癒されます。
湿原にはベンチもあるのでのんびり過ごします。

この駱駝山~浄土平周辺は風が強い場所で、実際初日の夜のテントは風がびゅーびゅー吹いてうるさいほどだったし(すぐ寝たけど)、また中天狗までは『暑い暑い』と言っていたけれど稜線に出ると風が抜けて一気に涼しくなりました。
今回は本当に暑い日だったので防寒着も最小限でしたが、秋口には朝晩は結構冷え込むと思いました。
明日は吾妻山エリアから安達太良山エリアへの移動日。
どんな景色が見られるのか!
2日目以降の記録はこちら
今回のコースはこちらを参考にしました。
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